バドミントンS/JリーグⅡ2023

日程
2023年11月16日(水)~19日(日)
会場
唐津市文化体育館

悲願の優勝

2月にS/JリーグⅢを優勝し、コロナ禍を挟み4年ぶりのS/JリーグⅡ復帰となった大同特殊鋼バドミントン部は初戦にJR北海道に1-2で敗れるも諦めず勝ち星を積み重ねると、混戦のなかセット数でUBEを上回り創部50周年で初となる、トップリーグ昇格を果たした。

最終成績 優勝

最高殊勲選手賞 大関修平、酒井健登
新人賞 農口拓弥

第1戦 大同特殊鋼1-2JR北海道

第1ダブルス
本田 尚人農口 拓弥
0
13-21
13-21
2
渡邊 一輝佐藤 陸
第1シングル
大関 修平
2
21-15
21-18
0
加藤 太基
第2ダブルス
酒井 健登家壽多 慶太
0
14-21
13-21
2
渡部 大光島 理貴
4年ぶりのS/JリーグⅡ復帰となった初戦は、JR北海道。 昨年3位との戦い、初戦の堅さからか攻撃が定まらない本田・農口ペアは若手ペアの勢い止めれず第一ダブルスを落としてしまう。
しかし、シングル大関が相手エースとのマッチアップで見事勝利しタイに戻す。最終第2ダブルスは相手エースダブルス渡部・光島ペア序盤から果敢に攻め込むも、ネット前でミスを連発し流れを引き込めず、初戦黒星発進となる。

第2戦 大同特殊鋼3-0旭工芸

第1ダブルス
大関 修平酒井 健登
2
21-16
21-13
0
山元 拓摩石橋 陸
第1シングル
曽根 雄太
2
21-10
21-17
0
石井 宏昌
第2ダブルス
本田 尚人農口 拓弥
2
21-13
21-18
0
福嶋 友朗古屋 樹
第2戦は、昨年4位の旭工芸との戦い、第1戦を落とした為何とか勝利したいところ、第一ダブルスの大関・酒井が巧みな配球で相手を翻弄し勝利すると、つづくシングル曽根、第2ダブルス本田・農口が相手を寄せ付けず完勝した。

第3戦 大同特殊鋼2-1東北マークス

第1ダブルス
大関 修平酒井 健登
2
21-16
17-21
21-15
1
鈴木 大裕韮澤 智樹
第1シングル
曽根 雄太
1
21-18
12-21
15-21
2
澁谷 勇希
第2ダブルス
本田 尚人農口 拓弥
2
15-21
21-19
21-19
1
淺原 大輔日光 駿
2日目第3試合は、昨年トップリークにいた東北マークスとの一戦第一ダブルスからファイナルの大接戦となるが、大関酒井ペアが粘りで勝利しシングル曽根にまわす、一セット目を逆転で勝利したものの、2セット目からミスが目立ちファイナルセットへ中盤得点を広げ勝利かと思われたが、まさかの逆転負けを喫し勝負は第2ダブルスへ。流れは完全にマークスに傾くも、本田農口が奮闘する。2セットを19点で勝利すると、本田の前衛が冴えわたり逆転勝利した。

第4戦 大同特殊鋼2-1UBE

第1ダブルス
大関 修平酒井 健登
2
21-13
22-20
0
芦塚 貴一郎壇 隆介
第1シングル
曽根 雄太
0
11-21
15-21
2
藤井 湧也
第2ダブルス
本田 尚人農口 拓弥
2
17-21
21-14
21-19
1
桐田 和樹福間 璃来
第4戦目は絶対シングルエース藤井を擁するUBE。 第1ダブルスは大関、酒井ペアが勝利すると、シングル曽根が藤井に完敗を期す。流れはUBEへ傾き、第2ダブルスへ1セットを17点で取られ万事休すとなるが、チェンジエンドで息を吹き返す。2セットを14点で奪い返し勝負はファイナルセットへ折り返しリードを奪われ、勝負は後半へ激しい攻防の末本田農口の攻撃が勝り、逆転で勝利UBEに今季初黒星を付けた。

第5戦 大同特殊鋼3-0セーレン

第1ダブルス
大関 修平酒井 健登
2
21-16
21-14
0
小森園 隆平及川 きらり
第1シングル
曽根 雄太
2
24-22
17-21
21-16
1
服部 輝正
第2ダブルス
本田 尚人農口 拓弥
2
21-17
21-16
0
神野 圭吾勝矢 悠太
3日目の第5戦はセーレンとの戦い相手エースダブルスの小森園、及川に対し大関酒井か圧勝しシングル曽根へ2セット目は、配球が定まらずファイナルセットにもつれ込むが立て直し勝利すると、続く本田、農口ペアも17点16点でシャットアウトこの時点で、セット数で単独首位となる。

第6戦 大同特殊鋼3-0AC長野パルセイロ

第1ダブルス
大関 修平酒井 健登
2
21-12
14-21
21-12
1
尾崎 拓海肥田木 武
第1シングル
曽根 雄太
2
21-11
22-20
0
三枝 力起
第2ダブルス
本田 尚人農口 拓弥
2
21-11
21-13
0
南茂 蓮太八岩 慎之介
第6戦は、AC長野パルセイロとの戦い。優勝するには絶対負けれない、大関酒井ペアは2セット目でミスを連発しファイナルセットへもつれるも、3セット目は持ち直し勝利。シングルスでは曽根が三枝の多彩なショトにも粘り強くラリーし勝利すると、本田農口ペアは試合ごとにコンビネーションが冴えわたり、圧勝明日の勝負は明日の最終戦に持ち越した。

第7戦 大同特殊鋼3-0ウェンブレー

第1ダブルス
大関 修平酒井 健登
2
21-12
21- 7
0
横田 康輝大高 優良
第1シングル
曽根 雄太
2
21- 8
21- 8
0
菅原 愁
第2ダブルス
本田 尚人農口 拓弥
2
21-16
21-10
0
仁平 玖央大畑 龍平
最終日第7戦、1敗でUBEと並び優勝するには勝利が絶対条件となるウェンブレーと戦い。9月の全日本社会人では本田大関ペアを下した、仁平大畑ペアが出場緊迫した戦いとなった。第一ダブルスの大関酒井ペアは今リーグ最高のパフォーマンスで圧勝すると、取れば優勝が決まる一戦で曽根も相手を翻弄し、優勝を手に入れた。第2ダブルスは新人賞の掛かった注目の試合であった。試合ごとに勢いを増した本田農口ペアは、相手の攻撃をことごとく、ネットに沈め勝利し農口は新人賞も手に入れた。